耳をすませば|雫と聖司はその後どうなったのか考察してみた


耳をすませば』その後はどうなった?

耳をすませば』は1995年に公開されたジブリ映画です。

近藤喜文監督の初監督作品です。近藤喜文さんの才能を高く評価していた宮崎駿監督によって、監督に選ばれたそうです。

『耳をすませば』の映画興行収入は、31億円を超える大ヒットを収めました。カントリーロードの歌と共に記憶に残る映画ですね。

『耳をすませば』の原作は少女漫画コミック「りぼん」で連載されていた柊あおいさんの『耳をすませば』。

この柊あおいさんの少女マンガを宮崎駿監督が気に入った事から映画化が決まりました。

そして映画化された後に、続編となる『耳をすませば 幸せな時間』が発売されました。

ジブリでは少女漫画を原作としたケースは初めてでした。実は宮崎駿監督は大の少女マンガ好きで知られており、色々な作品を読みながらネタ探しをしていたそうです。

耳をすませば』は、思春期ならではの心の葛藤や成長、甘酸っぱい恋模様が描かれていて、何回観ても胸がキュンとする作品です。誰もが映画を通して、あの青春時代に戻れるような♪

そして『耳をすませば』を観た人なら絶対に気になることがありますよね。

その後、雫と聖司はどうなったのかという点ではないでしょうか。

今回は雫と聖司のその後について考察していきたいと思います。

雫と聖司の出会いを振り返ってみる

いつかは自分でも物語を書こうと小説家を夢見る中学3年生・月島雫。イタリアに渡って修行し、ヴァイオリン職人を目指す少年・天沢聖司。

雫と聖司の2人のその後はどうなるのか

出典: Studio Ghibli

2人の出会いのきっかけは図書館のカード。雫が借りる本全てに「天沢聖司」の名前が記入されている事に気づき、そこから気になる存在になります。

https://twitter.com/fbb1jxxgmdko83b/status/975348144413335553?s=21

実際に出会ってからは、第一印象が悪かった聖司でしたが、雫は夢に向かって努力する聖司の姿を見て、徐々に惹かれていきます。

天沢聖司がヴァイオリン製作に励む

出典: Studio Ghibli

次第にお互い距離を縮めていき、ラストは雫が聖司からのプロポーズを受けたところで映画は終わります。

2人は結婚の約束をしましたが、その後どうなったのか未だ謎に包まれています。

『耳をすませば』の原作漫画や続編から2人の「その後」が見えてくるか

運命的な出会いをした雫と聖司。原作が少女漫画とあって、このままハッピーエンドになる事を多くの人が期待していると思います。

しかし気になる「その後」については、原作漫画、続編、小説などにも描かれていませんでした。

https://twitter.com/saori_cafe/status/1110472635656212480?s=21

内容は雫たちの進路に触れられる程度で、聖司との関係に進展があったわけではありません。

裏設定をみると…

  • 原作漫画では中学1年生、映画は中学3年生の設定でした。
  • 変更になった理由は、この先の進路など将来への不安や焦りが浮き彫りになり、より強いメッセージ性が生まれるからだそうです。
  • 映画と原作では聖司が目指しているものが違う
  • 映画ではヴァイオリン職人を目指している聖司ですが、原作で目指しているのは「画家」です。
  • 原作に出てこない歌が映画には出てくる
  • カントリーロードの曲は原作には出てきません。ジブリのオリジナル設定だそうです。

このように原作・映画でも設定に多くの違いがあるので、「その後」の結末を予想するのは非常に難しいのだとか…。

互いを尊敬し合う2人だからこそ、その後共に夢を叶え、無事に結婚した事を願いたいものです。

そして聖司は雫が借りそうな本を何度も先回りして読み、図書カードに自分の名前を書き込むことで、雫の気を引こうとしてきました。

“ストーカー”という都市伝説まで出ている聖司。これだけ雫への想いが強ければ、簡単には別れないと思います。

純粋な中学生の2人。あの図書カードは、直接好きと言えない聖司からのラブレターだったと思えたら素敵ですよね。

雫と聖司は結婚はしないのではないかという説

一方で現実的に考えて雫と聖司の結婚は難しいのではという意見も出ています。

聖司は一流のヴァイオリン職人を目指し、進路はイタリアでの修業を決断。そしてイタリアに行けば何年も帰ってこられません。

雫は普通に高校へ進学。将来は小説家になる夢を抱きながら、勉強に専念する道を選びます。

まだ今ほど気軽に海外にいる人とやりとり出来ない時代背景。遠距離恋愛によってお互いに寂しい思いをし、だんだんすれ違ってしまう可能性もあり得ます。遠距離恋愛を保つことがどれほど難しいか…。

そして二人は多感な中学生。その後環境の変化によって、他の異性に目がいくことも考えられます。

https://twitter.com/chi____naaa/status/951771969602506752?s=21

しかも聖司はイケメンでモテるタイプ。女の子が放っておくわけがありません。

ファンの間でも結局2人が結婚したのか?それもと別れたのか?については、意見が分かれているようですね。

近藤喜文監督の中では、雫と聖司のその後はどうなっていたのでしょうか…。

残念なことに近藤監督は、1998年に47歳という若さで逝去されています。

なので雫と聖司の関係がどうなったのかを知る人物はいなくなってしまいました。『耳をすませば』は近藤監督の最初で最後の作品となりました。

ジブリ側からも正式な発表はないことから、その後どうなったのかは観る人の想像にお任せ…ということになります。

雫はその後小説家になったのか

雫は高校を卒業したのち、無事小説家になったようです。

耳をすませば』の7年後に公開されたジブリ映画『猫の恩返し』は、月島雫が書き上げた作品という設定になっているのです。

そのため映画『猫の恩返し』は、本作『耳をすませば』のスピンオフ作品に相当する内容になっています。

バロンや猫のムーンの登場、『耳をすませば』の“地球屋”が“猫の事務所”になるなど、2作品に共通点が多いのはそのためでした。



聖司はヴァイオリン職人になる夢を叶えたのか

原作漫画の続編『耳をすませば 幸せな時間』でも、聖司のイタリアでの生活や夢は叶ったかなど、「その後」については描かれていませんでした。

強い決意を持ってイタリアへ渡った聖司なので、雫との約束を果たすために修行を頑張っているのではないかと思います。

2020年『耳をすませば』が実写映画化されることに

様々な世代に今も根強い人気の『耳をすませば』が、10年後のオリジナルストーリーも加え、新たに実写映画化されることが決まりました。

2020年9月18日公開予定でしたが、コロナの影響で一旦撮影が出来なくなった為、公開が延期となりました。(2020年10月現在、公開日は未定)

月島雫役  清野菜名さん

天沢聖司役 松阪桃李さん

児童小説の編集者になった24歳の雫と、夢を追い続けて海外で暮らす聖司の姿を、2人が出会った中学生時代のエピソードを交えながら、10年後の現在が描かれているそうです。

原作者の柊あおいさんや当時のジブリスタッフは製作に関わっておらず、全くのオリジナルストーリーとのこと。ジブリ映画『耳をすませば』とはまた違う楽しみ方が出来そうですね。

実写映画のオリジナルストーリーも要チェック!その後もどうなってるのか、公開が待ち遠しい。

まとめ

耳をすませば』は日常に近い設定で共感しやすく、どの世代からも愛されている映画。

雫は小説家になる夢を叶えましたね。

結局のところ原作などを見ても、その後2人がどうなったかについては、明らかにされていませんでした。

もちろん「その後」は気になります。しかし最終的に2人が結婚したかどうかわからないところもまた、『耳をすませば』の魅力なのかなと思いました。あの頃にタイムスリップした気分になれて、余韻に浸りながら「その後」の想像を膨らませる…。そういった楽しみ方も出来る作品だと感じています。

耳をすませば』の舞台となった、京王線・聖蹟桜ヶ丘の美しい街並みを巡りながら、登場人物達の「その後」に思いを馳せてみる「聖地巡礼」をするのも良いですね。



2 件のコメント

  • 初めまして。映画ブログを運営しているものです。
    耳をすませば、結構好きなんですよね〜。
    ジブリでは千と千尋の次にお気に入りです。
    実写映画化されるなんて知らなかったです!
    雫役が清野奈々さんというのは、とても良いチョイスですね。雰囲気が合いそう
    いつ公開になるのかとても楽しみです!

    • コメントありがとうございます!
      先程いつ公開されるのか松竹のホームページを確認してみたところ、近日公開とありました。清野菜名さんは透明感があって、雫役にピッタリですよね。
      公開が待ち遠しいですね!

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